スバル・レガシィ BR9
レガシィBR9にお乗りのT様。VDC、ABSランプが点灯しているとのことでご相談いただきました!
▲ ABS、サイドブレーキ、VDCなどのランプが点灯しています
レガシィ BR9 VDC・ABS診断〜修理
なんと、栃木県からのお客様。途中休憩を入れて、7時間ほどかけてご来店くださったとのことです。
ありがとうございます! 安心してお帰りいただけるよう修理していきます!
ありがとうございます! 安心してお帰りいただけるよう修理していきます!
診断
それでは、故障内容を確認するため診断機にかけていきます。
▲表示された故障コード画面
- C0052 ABSモーター不具合 → 弊社のオーバーホールで対応(機械的故障,モーター修理)
- C0057 ABS〜ECU間の通信不具合 → 弊社のオーバーホールで対応(基板の故障、コンデンサ、トランジスタ、等の実装基板の部品交換)
▲ 左)診断機で表示されている内容 / 右)必要とする対応
- スピードセンサー
- ヨーレートセンサー
- Gセンサー
これらの実測値を測定し、不具合がないかを点検します。
上記はABSユニットとは別の部品ですが、これらがダメになるとABSランプが点灯するため、同時にチェックします。
ABSユニット取り外し〜修理
こちらが修理するレガシィABSユニットです。
エンジンルームの運転席前にあります。
POINT!
こちらはブレーキペダルを踏んでハンドルに固定する工具です。
ブレーキペダルを2〜3cm踏み込むことによって、ブレーキマスターシリンダー内部のピストンをスライドさせ、ABSユニットのブレーキパイプを外した時に、ブレーキリザーブタンク内のブレーキオイルが出るのを防ぐことができます。
ブレーキペダルを2〜3cm踏み込むことによって、ブレーキマスターシリンダー内部のピストンをスライドさせ、ABSユニットのブレーキパイプを外した時に、ブレーキリザーブタンク内のブレーキオイルが出るのを防ぐことができます。
取り外したABSユニットです。
宅配便で送っていただく際は、10mmのボルト1つを外し、ステーを外していただくとコンパクトになります!
ABSユニット取り外し後、ブレーキパイプの中に残っているブレーキオイルが出てきますのでウエスをひいておきます。
圧送機をつなげ、ブレーキエア抜き作業を実施します。
VDCユニット内部のエアは圧送機を使用しない場合、通常ブレーキを踏むエア抜き作業では時間がかかってしまうことと、そしてブレーキマスターのピストンリングを傷つけてしまう可能性があるので、圧送機でエア抜きするのをお勧めします!
写真はありませんが、この後取り外したABSユニットを分解し、修理していきます。
最後にABSユニットを取り付けて……
レガシィ BR9 VDC,ABS修理完了です!
T様、この度は遠方からご来店いただきましてありがとうございました。
また何か気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
また何か気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。