BMW E46 ABS修理で近くの業者様からのご依頼です。
点灯しているランプがこちらです。
ABS
ASC
サイドブレーキランプ
入力されていた故障コードがこちらです。
5DF5 ABS DSCコントロールユニット内部故障
このコードが入力されている場合は弊社のオーバーホールで対応できないために、ABSユニットの交換作業になります。
またディーラーさんによっては、ABS本体ASSYでしか交換をしないケースもあるのでその場合は、30万を超えてしまうのでご相談してください。
ブレーキラインを外さない方法で基盤部分(黒いプラスチック)の部品を取り外します。
こちらの部品を交換します。
BMWのABSユニットはコア返却が必要になっているために、交換部品はメーカーに送ります。
ポンプ部分の電極部品は分割してあるためにSSTを使用して組み付けます。
BMWコーディング用の純正定電圧機で、13V以上の数値に設定してあげるとコーディングができるようになります。
コーディングでは安定した電圧が必要なのと、長い時間アクセサリー電源ONのままにするのでバッテリーに負荷を与えないために、強制的に13V以上にならないとコーディング機械が動いてくれない設定になっています。
BMW以外は定電圧を上げながらコーディングをする縛りがないので、その辺はBMWはよく考えられているなあと感心します。
コーディンの前に診断機でコードを読み取ると、
5E59 コーディングエラー
5E1F ABS DSC異なるシャシナンバー
上記が入力されます。この後コーディングすると消去します。
この状態でメーター内の点灯ランプを確認するとABS、サイドブレーキランプは消灯しており、ASC ,DSCランプだけ点灯します。
新しくBMW用の診断機トロリーを導入しました。
以前のものより、PCの場所が高く、腰を曲げないで見ることができるため良いです。
総重量が重たく各部品がしっかりした作りでできています。
ローラーも従来のものより大きくスムースに動かすことができ、しかも奥行きもそこまで大きくなく良いです。
マウスパットを置く箇所もありPCを使った診断機がまだ多いなか頼りになる箇所です。
BMW診断機 オンライン用 1機
BMW診断機 オフライン用 1機
TEXA用 1機
AUTEL用 1機
AUDI VW VAS用 1機
系5機を導入しました。
ちょっと多いんじゃないの?
と思っている方いると思いますが、こちらは今までの診断機トロリーの中ではピカイチで、これ以上のものは今後数年出てこないと思い思い切って導入しました。うん使いやすい!!オススメ!!